楽天の出店撤退のワケ~出店ストア試行錯誤10~
前回までのあらすじ:
とりあえず3ヶ月のライトプランで費用対効果を見積もり、
スタンダードプラン(1年契約)に変更するかどうかを考えよう!
現在の状況:出店申込→審査のための書類提出中
結論から言うと、楽天で出店するのやめました。です。
撤退理由の一つが、「家電取扱い」についての追加規約でした。
”家電を取扱う場合は、支払い方法に必ずクレジットカード払いを用意しなくてはならない。”
そんな追加規約でした。
クレジットカード払いの導入に5週間はかかるんですよね。
で、プラン変更依頼は契約期間の一ヶ月前までに申し出ないといけない…
あれ?お試しで売れる期間って、3週間しかないぞ!?
一ヶ月もないぞ!
しかし、単価の高い家電を扱わないとなると、
今度は売上が見込めない=効果<<コスト になるぞ…
ライトプラン…
契約期間は3ヶ月ですが、
販売できる期間は1ヶ月ちょいのようです…
しかもプランの変更の決断をするまでに与えられる期間は3週間…
ということで、楽天さんはお試しで出店できる場じゃないな、と思い、一時撤退を決意しました。
まとめ
amazonマーケットプレイスは、売れた分だけコストがかかる。(コスト比率が一定)
楽天市場は、ずっと売れてないと コストがどんどん大きくなる。(コスト比率が変動)
ある程度の売上規模があり、その売上規模が
楽天のスタンダードプランのコストに見合うなら、出店申込をしてみてもいいと思います。
ライトプランはやっぱり、どう考えても
短期(1ヶ月)でガーっと売れる季節モノしか、費用対効果は出せないと思います。
初心者さん、中小企業さんにライトプランは絶対オススメできません。
(大きな効果が見込めない場合は、
ちまちまamazonマーケットプレイスで出品するのがオススメです。)
そんなわけで、楽天出店記事は、ひとまずここで中断です。
前回までのあらすじ:
とりあえず3ヶ月のライトプランで費用対効果を見積もり、
スタンダードプラン(1年契約)に変更するかどうかを考えよう!
現在の状況:出店申込→審査のための書類提出中
結論から言うと、楽天で出店するのやめました。です。
撤退理由の一つが、「家電取扱い」についての追加規約でした。
”家電を取扱う場合は、支払い方法に必ずクレジットカード払いを用意しなくてはならない。”
そんな追加規約でした。
クレジットカード払いの導入に5週間はかかるんですよね。
で、プラン変更依頼は契約期間の一ヶ月前までに申し出ないといけない…
あれ?お試しで売れる期間って、3週間しかないぞ!?
一ヶ月もないぞ!
しかし、単価の高い家電を扱わないとなると、
今度は売上が見込めない=効果<<コスト になるぞ…
ライトプラン…
契約期間は3ヶ月ですが、
販売できる期間は1ヶ月ちょいのようです…
しかもプランの変更の決断をするまでに与えられる期間は3週間…
ということで、楽天さんはお試しで出店できる場じゃないな、と思い、一時撤退を決意しました。
まとめ
amazonマーケットプレイスは、売れた分だけコストがかかる。(コスト比率が一定)
楽天市場は、ずっと売れてないと コストがどんどん大きくなる。(コスト比率が変動)
ある程度の売上規模があり、その売上規模が
楽天のスタンダードプランのコストに見合うなら、出店申込をしてみてもいいと思います。
ライトプランはやっぱり、どう考えても
短期(1ヶ月)でガーっと売れる季節モノしか、費用対効果は出せないと思います。
初心者さん、中小企業さんにライトプランは絶対オススメできません。
(大きな効果が見込めない場合は、
ちまちまamazonマーケットプレイスで出品するのがオススメです。)
そんなわけで、楽天出店記事は、ひとまずここで中断です。
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ライトプランと、契約開始日について~出店ストア試行錯誤9~
今回は、楽天さんの『3ヶ月のライトプラン』と『契約期間』についてのお話です。
ライトプランは「まずは短期間で試したい方向け!」と書かれていますが、
実際にそれは、本当にお試しプランなのでしょうか?
楽天さんのプランでは、3ヶ月プラン、1ヶ月プランがありますが、
『3ヶ月プラン=3ヶ月お店で販売ができる』ではないことは、まず知っておきましょう。
例えば3ヶ月のライトプランの場合、
契約開始
↓
管理ページよりページ作成
↓
オープン前審査
↓
実際のオープン
という流れになります。
契約開始してからページを作成しなくてはいけないので、
お店オープンまで、実は結構時間がかかります。
あと、クレジットカード払いを始めるには審査がいるらしく、
その審査も3週間ほどかかるみたいです。
しかもクレカ導入に更に2週間ほどかかるみたいです。
つまり、クレカ決済を始めるには契約開始から5週間はかかる、ということです。
オープン審査も2~3日かかるとのこと。
ページ作成に1週間や2週間かけてたら、あっという間に初めの1ヶ月は過ぎていきます。
3ヶ月プランとか、ほぼ売れるのは2ヶ月ですし、
しかも契約の更新は1ヶ月前に変更依頼を出さないといけないため、
実質 「1ヶ月で費用対効果を見る」ことになります。
ライトプランは「まずは短期間で試したい方向け!」と書かれていますが、
実際には上記のような解説をされ、スタンダードプランなどを薦められたりします。
どうやらライトプランは、「お餅」「みかん」などの
短期的な季節モノ商材をガーっと売る方に向いているかもしれません。
まとめ
ライトプランは、実質「お試し」感覚で行えるのは 約1ヶ月間。
一般的に短期的な季節モノ商材をガーっと売る方に向いているようです。
今回は、楽天さんの『3ヶ月のライトプラン』と『契約期間』についてのお話です。
ライトプランは「まずは短期間で試したい方向け!」と書かれていますが、
実際にそれは、本当にお試しプランなのでしょうか?
楽天さんのプランでは、3ヶ月プラン、1ヶ月プランがありますが、
『3ヶ月プラン=3ヶ月お店で販売ができる』ではないことは、まず知っておきましょう。
例えば3ヶ月のライトプランの場合、
契約開始
↓
管理ページよりページ作成
↓
オープン前審査
↓
実際のオープン
という流れになります。
契約開始してからページを作成しなくてはいけないので、
お店オープンまで、実は結構時間がかかります。
あと、クレジットカード払いを始めるには審査がいるらしく、
その審査も3週間ほどかかるみたいです。
しかもクレカ導入に更に2週間ほどかかるみたいです。
つまり、クレカ決済を始めるには契約開始から5週間はかかる、ということです。
オープン審査も2~3日かかるとのこと。
ページ作成に1週間や2週間かけてたら、あっという間に初めの1ヶ月は過ぎていきます。
3ヶ月プランとか、ほぼ売れるのは2ヶ月ですし、
しかも契約の更新は1ヶ月前に変更依頼を出さないといけないため、
実質 「1ヶ月で費用対効果を見る」ことになります。
ライトプランは「まずは短期間で試したい方向け!」と書かれていますが、
実際には上記のような解説をされ、スタンダードプランなどを薦められたりします。
どうやらライトプランは、「お餅」「みかん」などの
短期的な季節モノ商材をガーっと売る方に向いているかもしれません。
まとめ
ライトプランは、実質「お試し」感覚で行えるのは 約1ヶ月間。
一般的に短期的な季節モノ商材をガーっと売る方に向いているようです。
楽天に出店申込は時間がかかる~出店ストア試行錯誤8~
楽天に出店するぞ!と決めたら、楽天さんに出店申込をしましょう。
資料請求してたら、おそらく出店申込フォームへの
ログインIDとパスワードはもらえているでしょう。
・資料請求ページはこちら
http://www.rakuten.co.jp/ec/open/
・申込ログインフォームはこちら
https://ecappfrm.rakuten.co.jp/
「何故申込にIDとパスワードがあるんだろう?」
と思ったら、申込時に記入することがすっごく多いです。
ぶっ続けで記入して、1時間はかかるんじゃないでしょうか。
あと、必要書類や必要な写真、FAXなど、いろいろそろえる手間があります。
記入するもの
出店ページに必要な情報だけでなく、代表者の自宅の住所から、
出資者構成、決算期、資本金、年商、従業員数、業種、ジャンル、他モールについて、
意気込み、代表者の状況、などなど…
すごく必要です。
正直、下っ端の私では、全く正確なものが書けない感じでした。
そのため、楽天の申込時には、
社長さんか、幹部さんに聞きながら記入(あるいは代わりに記入してもらう)ことが必要になりますので
その点、他の方のスケジュールを合わせて記入を行うと、スムーズかと思います。
まとめ
楽天の出店申込の記入は、とにかく項目が多い!
分からないことも沢山出てくると思うので、
社長さんや幹部さんがいて、気軽に質問できるときなどに申込をしましょう。
(あるいは、URLとログインIDを渡して、分からないところは代わりに書いてもらいましょう)
楽天に出店するぞ!と決めたら、楽天さんに出店申込をしましょう。
資料請求してたら、おそらく出店申込フォームへの
ログインIDとパスワードはもらえているでしょう。
・資料請求ページはこちら
http://www.rakuten.co.jp/ec/open/
・申込ログインフォームはこちら
https://ecappfrm.rakuten.co.jp/
「何故申込にIDとパスワードがあるんだろう?」
と思ったら、申込時に記入することがすっごく多いです。
ぶっ続けで記入して、1時間はかかるんじゃないでしょうか。
あと、必要書類や必要な写真、FAXなど、いろいろそろえる手間があります。
記入するもの
出店ページに必要な情報だけでなく、代表者の自宅の住所から、
出資者構成、決算期、資本金、年商、従業員数、業種、ジャンル、他モールについて、
意気込み、代表者の状況、などなど…
すごく必要です。
正直、下っ端の私では、全く正確なものが書けない感じでした。
そのため、楽天の申込時には、
社長さんか、幹部さんに聞きながら記入(あるいは代わりに記入してもらう)ことが必要になりますので
その点、他の方のスケジュールを合わせて記入を行うと、スムーズかと思います。
まとめ
楽天の出店申込の記入は、とにかく項目が多い!
分からないことも沢山出てくると思うので、
社長さんや幹部さんがいて、気軽に質問できるときなどに申込をしましょう。
(あるいは、URLとログインIDを渡して、分からないところは代わりに書いてもらいましょう)
まずはお客さんになりきって、楽天を利用してみよう~楽天で3C分析・市場分析編~
楽天に出店しようと思っているけど、実は楽天を一度も利用したことがない!
そんなことありませんか?
いろいろ調べるのも大事ですが、
楽天に出店したい!ってなったら、まずは楽天で物を買ってみましょう。
楽天を利用したことがない人が、楽天を利用している方に物を売るっていうのは、
起業したことがない人が、企業成功マニュアルを作るくらい、なんだか頼りないものです。
そんなわけで、とりあえず楽天でショッピングしてみましょう。
・楽天でウインドウショッピングしてみる
・楽天で指定の商品を探してみる
・楽天のページをボーっと見る・じっくり見る
・楽天で購入する
・楽天メルマガに登録する
・楽天オークションを利用してみる
・楽天の共同購入を試してみる
・楽天のプレゼントキャンペーンを利用してみる
・楽天のポイントキャンペーンを利用してみる
などなど、
まずは、顧客の気持ちを知るために、
楽天を利用してみましょう。
そこで感じた「気持ち(うれしい・焦った・不安)」は、必ず記録しておくのです。
そうすると、後々自分で出店したときの仕組みを作っているときに、
「この段階だとお客さんはこういう気持ちだと思うから…」と、
お客さんを気遣った出店ページ、仕組みが作れるようになる(かもしれません)
楽天のしくみや、お客さんのことを知るには、調べることも大事ですが、
一度利用してみる、体験してみることが、やっぱり一番てっとり早いです。
まとめ
楽天に出店を考えている場合は、
まず第一に、楽天を利用してみるところからはじめよう
楽天に出店しようと思っているけど、実は楽天を一度も利用したことがない!
そんなことありませんか?
いろいろ調べるのも大事ですが、
楽天に出店したい!ってなったら、まずは楽天で物を買ってみましょう。
楽天を利用したことがない人が、楽天を利用している方に物を売るっていうのは、
起業したことがない人が、企業成功マニュアルを作るくらい、なんだか頼りないものです。
そんなわけで、とりあえず楽天でショッピングしてみましょう。
・楽天でウインドウショッピングしてみる
・楽天で指定の商品を探してみる
・楽天のページをボーっと見る・じっくり見る
・楽天で購入する
・楽天メルマガに登録する
・楽天オークションを利用してみる
・楽天の共同購入を試してみる
・楽天のプレゼントキャンペーンを利用してみる
・楽天のポイントキャンペーンを利用してみる
などなど、
まずは、顧客の気持ちを知るために、
楽天を利用してみましょう。
そこで感じた「気持ち(うれしい・焦った・不安)」は、必ず記録しておくのです。
そうすると、後々自分で出店したときの仕組みを作っているときに、
「この段階だとお客さんはこういう気持ちだと思うから…」と、
お客さんを気遣った出店ページ、仕組みが作れるようになる(かもしれません)
楽天のしくみや、お客さんのことを知るには、調べることも大事ですが、
一度利用してみる、体験してみることが、やっぱり一番てっとり早いです。
まとめ
楽天に出店を考えている場合は、
まず第一に、楽天を利用してみるところからはじめよう
目標達成までの道のりを競合データからシュミレーション具体例2~出店ストア試行錯誤7~
これまで、いくつかシュミレーションしてみましたが、
どれもいまいち、何故か現実味がありません…。
まだまだ、自社内のデータだけを使ってシュミレーションしているからだと思いました。
というわけで、今度は楽天に出店している競合データを調査し、
そこの数値を参考にシュミレーションしてみましょう。
競合の楽天ショップで調べるべきポイント
・出品タイトル数(在庫有りのみの場合と、在庫なしを含む場合)
・1日に追加されるショップ評価数(一週間平均くらいのもの)
ショップ評価数は、ショップで購入してくれた方のうち、○%の方がつけている評価の数ですね。
本当は「販売数÷出品在庫数=出店したものが売れる確立」が知りたいところですが、
調べられる限り、一番近い「1日ショップ評価数÷出品タイトル数=出店したものの中から評価が付く率」で、
みてみましょう。
競合の楽天ショップを5~10店くらい調査したら、
こんどはその数値(1日ショップ評価数÷出品タイトル数)を使って、
自社が出品したときの1日評価数を仮説で出してみましょう。
自社の1日評価数が出たら、
更に仮説で、1日の注文件数を出してみましょう。
ちなみ私のところの場合だと、このシュミレーションが、今までシュミレーションしたものの中で、
一番売上が少ないシュミレーションとなりました。
まあ、楽天は自動販売機じゃないので、そうそう出品しただけで売れるとかはないですよね…
まとめ
競合の出品データを使って、自社のシュミレーションをしてみよう
取得したい競合データは、「出品数」「1日の評価数」です。
そのデータを使って、自社が予定している「出品数」から売上シュミレーションを行ってみてください。
これまで、いくつかシュミレーションしてみましたが、
どれもいまいち、何故か現実味がありません…。
まだまだ、自社内のデータだけを使ってシュミレーションしているからだと思いました。
というわけで、今度は楽天に出店している競合データを調査し、
そこの数値を参考にシュミレーションしてみましょう。
競合の楽天ショップで調べるべきポイント
・出品タイトル数(在庫有りのみの場合と、在庫なしを含む場合)
・1日に追加されるショップ評価数(一週間平均くらいのもの)
ショップ評価数は、ショップで購入してくれた方のうち、○%の方がつけている評価の数ですね。
本当は「販売数÷出品在庫数=出店したものが売れる確立」が知りたいところですが、
調べられる限り、一番近い「1日ショップ評価数÷出品タイトル数=出店したものの中から評価が付く率」で、
みてみましょう。
競合の楽天ショップを5~10店くらい調査したら、
こんどはその数値(1日ショップ評価数÷出品タイトル数)を使って、
自社が出品したときの1日評価数を仮説で出してみましょう。
自社の1日評価数が出たら、
更に仮説で、1日の注文件数を出してみましょう。
ちなみ私のところの場合だと、このシュミレーションが、今までシュミレーションしたものの中で、
一番売上が少ないシュミレーションとなりました。
まあ、楽天は自動販売機じゃないので、そうそう出品しただけで売れるとかはないですよね…
まとめ
競合の出品データを使って、自社のシュミレーションをしてみよう
取得したい競合データは、「出品数」「1日の評価数」です。
そのデータを使って、自社が予定している「出品数」から売上シュミレーションを行ってみてください。